浴衣の待ち人

 

 
高一・夏。
うざったい補講期間が終わり、五年ぶりに母方の故郷へ里帰りすることになった水希。
幼少時代に出会った少女・和泉との再会に、期待とほんの少しの諦めを胸に降り立ったそこは、大きな変化に包まれた故郷の姿だった。
不安と希望の中で、和泉と会っていた思い出の場所に行って水希が見たものとは……

同人の世界に踏み出して一番初めに発行した本です。
高校時代に書いた話を、加筆修正しました。
今振り返ってみると、初めての作品らしく、つたない所がたくさんあり……こっぱずかしくも懐かしいお話です。
残念ながらこのお話は紙媒体でしか残っていません。
サイトに掲載することはないと思いますが、懐かしい原点であり、懐かしい作品です。